「あーっ、映画始まっちまうよ!さやかさん、急いでくれないか」
「遅れてきたのは甲児くんじゃないのー」
「う..と、とにかく、もうちょっと早く歩けねえのかよ」
「このサンダル 新しいから慣れて無いの。ちょっと痛いの」
「しかたねえな、、ン!」腕をうかす甲児。それに気がついて、あわててつかまるさやか。
 急いでるはずなのに 映画館まで遠回りしちゃおうかな、などと考える甲児くんなのであった。

by ぽてこさん